苗名滝(なえなたき)は轟音を轟かせて流れている大瀑布で、とても見ごたえがあります。
春は雪解け水による莫大な水量、夏は涼をとり、秋は紅葉と、春から秋まで楽しめます。冬季は雪のため遊歩道が通行止めとなるので、見ることはできません。
この記事では、そんな苗名滝について紹介していきます。
ぜひ参考にしてみてください。
苗名滝の紅葉シーズンは10月下旬から11月上旬
苗名滝の紅葉シーズンは、10月下旬から11月上旬です。
紅葉しているときの苗名滝はとてもきれいなので、しっかりと情報を確認していくといいでしょう。
苗名滝の紅葉情報は、にいがた観光ナビというサイトでも確認できるのでチェックしてみてください。
>>にいがた観光ナビ公式サイトはこちら
苗名滝の雰囲気を写真でご紹介
苗名滝は、落差55mの直瀑です。
新潟県と長野県の境に苗名滝はあり、見に行く場合は新潟県妙高市にある駐車場から歩いていけます。観光名所でもあるので、駐車場横にはお店もありしっかりと休憩することができますよ。
駐車場からは15分ほど歩いて、苗名滝の近くまで行けます。
歩くといっても遊歩道が整備されているので、動きやすい服装や靴をしていれば大丈夫です。ですが、つり橋を二回歩くことになるので、揺れるのが苦手な人は気力で渡り切ってくださいね。
また、遊歩道は川の脇を通っているため涼しく移動できます。
夏場は避暑地として利用するのも選択肢の一つでしょう。苗名滝は水量が多い滝で、春先の雪解け時はとても見ごたえがあります。
苗名滝は、6月の終わり(雨がそんなに降ってなかった)でもこの水量です。
水しぶきが飛んできたりするので、カメラを構える時は水滴に注意しましょう。
秋の紅葉シーズンの苗名滝も見ごたえ抜群です。
赤や黄色に彩られた苗名滝は、新緑の姿とはまた違った景色をたのしむことができますよ。
苗名滝はいろいろな角度から見ることができますが、左側は滑りやすくなっています。
そのため、右側の人が集まっているところから見るのがおすすめです。
苗名滝へのアクセス方法や駐車場
住所 | 新潟県妙高市杉野沢2092 |
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アクセス① | 上信越自動車道 妙高高原ICから車で約15分 |
アクセス② | トキ鉄・妙高はねうまライン 妙高高原駅からバスで約20分、杉野沢温泉から周遊バスに乗り継ぎ約10分 |
駐車場 | 乗用車104台 バス11台 |
料金 | 無料 |
車で移動するなら、上信越自動車道の妙高高原ICで降り、国道18号を長野方面に向かいます。
その後は県道39号で右折して途中の看板通りに進んでいけば、苗名滝の駐車場に出ます。
電車で行く場合は、妙高高原駅からバスを乗り継いでいく必要があるので注意しましょう。
新潟市から車で行く場合は、高速を使わないなら海沿いから行くのがおすすめです。もちろん高速道路で行きたい人はそっちの方が早く着くので、体力の温存にも役立ちます。
苗名滝周辺の観光スポット
- 苗名滝苑
- 赤倉温泉
- いもり池
- 野尻湖
苗名滝周辺の観光スポットには、上記のものがあります。
それぞれ確認していきましょう。
①苗名滝苑
苗名滝苑は、苗名滝の駐車場のすぐそばにあります。
ここでは食事ができますが、有名なのものは流しそうめんです。夏場などは流しそうめんで涼しげに食事をするのもおつなものですよ。また、苗名滝苑以外にも軽食食べることができるお店もあるので、そちらもぜひ確認してみましょう。
②赤倉温泉
赤倉温泉は、江戸時代に開湯し200年の歴史がある温泉です。
2つの泉質を持っている珍しい温泉でもあり、霊泉などと呼ばれたりもしていますよ。また、赤倉温泉は温泉ソムリエ発祥の地でもあり、苗名滝に行った帰りは赤倉温泉に泊まって体を休めるのもいいかもしれません。
③いもり池
いもり池は、苗名滝から県道399号を通って赤倉温泉に行く途中にあります。
一周歩いて15分ほどの池ですが、いもり池をはさんで眺める妙高山は見ごたえ抜群。4月下旬には水芭蕉も開花して、白い綺麗な花を見ることができますよ。いもり池は池の平温泉地区になるので、この周辺で宿を取るのもおすすめです。
④野尻湖
野尻湖は、苗名滝から戻り国道18号を長野方面に進めばつきます。
湖の形が芙蓉の花の形に似ていることから、芙蓉湖という別名も。湖からナウマンゾウの化石が発掘されたことから、ナウマンゾウ博物館があるので興味ある人は要チェックです。
まとめ
苗名滝は、冬の時期以外は楽しむことができます。
冬場は雪が積もって歩いて移動するのが無理なので、雪山を登り慣れている人以外は無理です。水辺でもあるので、冬場は慣れてる人でも行かない方が無難です。年に何度も苗名滝に行けないという人は、秋の紅葉シーズンが彩りが綺麗なのでその時がおすすめですよ。
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